むくみ対策で足スッキリ!高齢者に多い足のむくみ「慢性下肢浮腫」解消方法7選 - HOWAGROUP:医療 介護 福祉の豊和グループ

むくみ対策で足スッキリ!高齢者に多い足のむくみ「慢性下肢浮腫」解消方法7選

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高齢者に多い悩みの1つ「足のむくみ」
むくみを軽く見て放置していると、疲れが溜まりだるいといった症状を生み出すほか、重症化して歩行が困難になる場合があることをご存知でしたか?

今回は、特に高齢者に多い足のむくみ「慢性下肢浮腫(まんせいかしふしゅ)」について、ご紹介します!

高齢者に多い足のむくみ「
慢性下肢浮腫(まんせいかしふしゅ)」とは

慢性下肢浮腫とは、病気によるむくみではなく、高齢者特有の生活習慣(長時間同じ姿勢を取り続けるなど)によって生じる足のむくみのことをいいます。
慢性下肢浮腫は重症化すると足が重い、痛いといった症状を伴い、自力で歩くことが困難になっていくので、ただのむくみだと甘く見てはいけません。

慢性下肢浮腫となる原因には、どのようなものがあるのでしょうか?
原因を見ていきましょう。

慢性下肢浮腫(まんせいかしふしゅ)4つの原因

①座っている時間が長い

高齢になると、1日の中で椅子や車椅子に座って過ごす時間が長くなります。足を動かさない、じっとした時間が続くと下半身のリンパの流れが滞って体内の老廃物がふくらはぎに溜まり、むくみが生じてしまいます。

②立っている時間が長い

長時間立っている状態も、足のむくみを引き起こしやすくなります。高齢になると一つひとつの動作に時間がかかって、料理や洗濯、掃除などの家事全般をこなすのに時間がかかってしまい、長時間立っている状態が続いてしまいがち。長時間立っている状態が続くと、足に血液が溜まりやすくなり、むくみを引き起こしてしまいます。

③不十分な歩行

高齢になると、筋力が低下し、足の関節に痛みを抱えていたりするので、小刻み歩行やすり足歩行になりがちです。そうすると、足の筋肉を十分に使った歩行にならないので、ふくらはぎの筋肉をしっかりと動かすことができず、下肢の血液を押し流せなくてむくみが出やすい状態になります。

④加齢による筋力や循環機能、排泄機能の低下

高齢者の足のむくみの原因としては、加齢による心肺機能や筋力の低下による血行不良も大きな影響を与えています。血液を送り出すポンプの役割をする心臓の機能や、体の隅々へ血液を流す働きをする筋肉の収縮力が弱まると、血液が正しく循環できずに古い水分や老廃物が体に溜まってしまうのです。

むくみは徐々に生じるため、足がパンパンに腫れ上がったり、強い痛みが生じるなど、ひどくなるまで気づかないことが多いので注意が必要です。
そうならないためにもこれから紹介する「足のむくみ対策」を日頃から行いましょう!

高齢者の足のむくみ解消方法7選

①軽い運動

散歩や階段の上り下りなどで、足の筋肉を使いましょう。また、足首をグルグル回してほぐしたり、仰向けで両足を上にあげてブルブルと小刻みに動かすと、血流の活性化にも繋がります。

②マッサージ

ふくらはぎを中心に、アキレス腱や太ももなどリンパの流れに沿って、心臓に向かい血液を送り出すイメージでマッサージします。血行が良くなるお風呂上がりなどに足をマッサージするのがおすすめです。その際、1杯のお水を飲んでから行うと老廃物が流れやすくなり、さらに効果的です。

③体を冷やさない

寒さや体の冷えは筋肉を緊張させ、むくみの悪化につながります。普段から体を冷やさないように防寒対策をしっかり行いましょう。特に下半身の冷えはむくみにつながりやすいので、冷え性で足がよく冷える人は足元をしっかりと温めましょう。

④日中にむくみ予防の着圧ソックスを履く

足のむくみは日中の起きている時間帯に悪化しやすいため、着圧ソックスを活用しましょう。ドラッグストアなどで簡単に入手できます。

⑤椅子に座るときにお尻と足の高さをそろえる

椅子に座っている時は足のむくみを起こしやすいとされています。椅子に座るときは足をお尻と同じくらいの高さまで上げるようにしましょう。腰痛を抱えていたり、足を上げる動作が辛い場合はリクライニングチェアなど姿勢を調整できるものを用意することで、負担を軽減できます。

⑥足を少し高くして眠る

足を上げて寝ることにより血液の流れが良くなり、むくみ解消につながります。高さは枕の高さと同じ程度で、無理のない高さにしてください。重力によって足や下半身に血液やリンパ液が滞りやすくなるため、足を高くすることで血液やリンパ液の流れを活性化させます。

⑦塩分を摂りすぎない

日本人が好んで使用する、醤油やみそ、加工食品などといったものは、特に塩分が多く含まれている場合が多く、塩分の多い食事はむくみの原因となります。塩分の摂りすぎに気を付け、バランスの取れた食生活を心がけましょう。塩分を取り過ぎてしまった場合、カリウムを摂取すると水分とともに尿や汗として体外へ排出してくれるのでオススメです。

カリウムは、いも類、豆類、キノコ類、青魚、バナナやアボカドなどに多く含まれています。
※腎臓機能に問題がある方はカリウムを摂取し過ぎると、不整脈を起こして危篤な状態になる場合があります。担当医の指示に従ってカリウムの摂取を制限するようにしましょう。

おすすめの運動をご紹介

こまめに足のストレッチを行ってふくらはぎの筋肉を動かすと、血流が良くなり、むくみを和らげる効果があります。豊和グループでは自宅で簡単にできる高齢者運動をYouTubeに公開しているので、日々の運動に取り入れてみてくださいね!

YouTubeではむくみ全般の対策についてもご紹介しています!

まとめ

むくみは紹介した日々の対策で解決する場合もありますが、中には心不全や腎不全などといった、病気が原因のものもあります。のむくみがなかなか治らない方や不安な方は一度、病院を受診することをおすすめします。日々、ちょっとしたことに気をつけて、むくみ知らずな毎日を送りましょう!