今回は片マヒの方のポータブルトイレからベッドへの移乗をご紹介します。
移乗とは...ベッドから車いすへ、車いすから便座などへ乗り移ること。
移乗は一日の中で頻度の高い動きで、身体的負担が大きい介助です。
正しい方法で行わないと転倒、肩の脱臼や内出血、摩擦による皮膚トラブルのリスクが高まります。
以下の内容に気を付けながら介助・支援を行いましょう。
正しい方法で行わないと転倒、肩の脱臼や内出血、摩擦による皮膚トラブルのリスクが高まります。
以下の内容に気を付けながら介助・支援を行いましょう。
転倒防止:
安定した動きが出来ているか注意深く観察し、介助・支援する
肩の脱臼・内出血防止:
立ち上がり補助時にトラブルが多いので、安定した姿勢で介助できるようにポータブルトイレを移動させ介助スペースを作り、介助する腰や脇などに力を入れすぎないように注意する
皮膚トラブル防止:
本人の足とベッドの間に隙間をあける
【本人が腰痛持ちの場合】は
腰を支えると痛みの原因となり、用を足すことが嫌になって、トイレの回数が減ってしまい、便秘や尿失禁や膀胱炎などのトラブルに繋がることがあります。こういった排泄トラブルを防ぐため、本人と相談し、脇を支えるなどその場に応じた介助を行いましょう。
本人の状態に応じて、出来ることは自分でしてもらうと心身機能の維持・向上が期待出来ますが、本人の意思を尊重し、柔軟に介助・支援することも大切です。
今回の動画を参考に無理のないよう、より良い介護ライフを送ってくださいね!
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