【自宅で介護#7】脳卒中発症時の症状と対応方法 - HOWAGROUP:医療 介護 福祉の豊和グループ

【自宅で介護#7】脳卒中発症時の症状と対応方法

 | 

今回は脳卒中発症時の症状と対応方法をご紹介します!

脳卒中は症状の出方に差があり、バットで頭を殴られたような頭痛や意識消失など、症状が強く出る場合と症状の出方が小さく、発症に気づきにくい場合があります。症状が軽くても、後に深刻な状態になり、障害が残る可能性があるので注意してください。

脳卒中を判断するポイント「FAST」について

FASTのF

Fはフェイス顔のFです。顔の片方だけが垂れ下がっているように見える。笑顔を作っても片方の口角が上がらない。このような場合はすぐに救急要請をしましょう。

FASTのA

Aはアーム腕のAです。両腕を体の前に出して目を閉じる。片方の腕が徐々に下がる、または片方の腕だけが上がらない。このような場合もすぐに救急要請をしましょう。

FASTのS

Sはスピーチ話のSです。会話がうまく成立しない。ろれつが回らない。このような場合もすぐに救急要請をしましょう。

FASTのT

Tはタイム時間のTです。血管の詰まりは早期発見なら取り除くことができ、後遺症の状態に大きな影響があります。症状に気づいたら、一刻も早く救急車で専門病院へ行きましょう。

救急隊を呼ぶときに伝える3つのポイント

3つのポイントを伝えれば迅速に対応してもらえます。

1、症状

症状が出始めた時刻、どのような症状が出たか。

2、薬

お薬手帳または、服薬内容を記載したものを渡す。

3、持病

どんな持病があるか?元々不自由なところがあればどこか?

脳卒中は、がん、心臓病に次いで日本における死因の第3位であり、「寝たきりになる原因」の3割近くが脳卒中などの脳血管疾患です。今日お伝えしたFASTを忘れず迅速に対応するようにしましょう!

関連動画のご紹介

【高齢者運動#9】座ったままできる頭と足の運動

January 31, 2018
今回ご紹介する運動は 座ったままできる頭と足の運動 です。
1日1回昼間に行うのがおすすめ!軽い運動や頭を使う運動は、認知症の予防と進行を防ぐと言われています。自宅でできる運動で、脳...

【高齢者運動#11】座ったままできる頭と足の運動パート3

March 30, 2018
今回ご紹介する運動は前回に引き続き 座ったままできる頭と足の運動 です。
今までで最も難しい運動になりますが繰り返しチャレンジしてみてくださいね!1日1回昼間に行うのがおすすめ!

【自宅で介護#11】むくみ対策

May 24, 2018
今回はむくみ対策をご紹介します。
むくみは簡単に言うと、指でむくんだ箇所を押したときに凹んだ箇所が戻らないのがむくみと言います。このむくみは足だけで無く、手、顔、...