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【自宅で介護#12】車いすでの自操と移動介助

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今回は「車いすでの自操と移動介助」をご紹介します!
本人の安全を第一に考え、動画を参考に状況に応じた対処をおこなってください。

車いすは使用する前に点検をするようにしましょう

①シートにたわみがないか

②タイヤの空気圧はどうか

③ブレーキが効くか

④フットサポートが上げ下げできるか

⑤車輪がスムーズに動くか

⑥まっすぐ進むか

自操式車いすでの姿勢

深く腰掛け、 体を前かがみにして動かすのが正しい乗り方です。

片マヒがある方は足腰がずれてきて仰向けになりやすいので前かがみを意識してください。

前かがみになりにくい人は背中にクッションなどをはさむと、前かがみになりやすくなります。

足はフットサポートに乗せるようにしましょう。

自操式車いすで前に進む方法

前に進むときはハンドリムのやや後ろを握り、前に漕ぎ出すように車輪を回転させましょう。

手ははさまないように注意してください。

自操式車いすで左右に曲がる方法

右に曲がるときは左手側の車輪を漕ぎ出すように回し、左に曲がるときは右手側の車輪を漕ぎ出すように回しましょう。

自操式車いすで回転する方法

その場で回転する時は左右を前後反対に回すようにしましょう。

自操式車いす片マヒでの操作方法

片マヒの場合は健康な側の手と足を使います。

マヒ側の足はフットサポートに乗せましょう。

健康な側の手で車いすを進めますが、片方の車輪を回すとどんどん曲がって行きますので、健康な側の足でコントロールしながら進むようにしましょう。

介助ありで段差を上る方法

①「前輪を上げて段差を上るので車いすが後ろに傾きます。そのあと前輪を上の段に乗せるので、少し揺れます」 と声をかけます。

②ティッピングレバーを前方下側に踏み、グリップを下げて、キャスターを持ち上げます。

③キャスターを上げた状態で前方に進み、キャスターを上の段に乗せます。

④後輪が段差に触れたのを確認し、ゆっくりと前方上側に押し上げ「上り終わりましたが気分の悪さや痛みはありませんか?」と声をかけましょう。

介助ありで段差を下りる方法

①「後ろ向きのまま段差を下ります。後輪から段差を下ろします」と声をかけ、後輪を下の段に下ろします。

②「前輪を上げ、車いすが倒れたまま後ろに下がります。」と声をかけ、ティッピングレバーを前方下側へ踏み、後方に下がります。

③段差にキャスターおよびフットサポートがぶつからないことを確認し、キャスターを下げます。

注)状況に応じて介助ブレーキを使うようにしましょう。

介助あり坂道での移動方法

坂道を上る場合「今から坂道を上がりますので 体が後ろに傾きます」と声をかけながら坂道を上ります。

坂道を下る場合は後ろ向きが基本となります。「後ろ向きに坂道を下りますが、私が後ろにいますので安心してください」と声をかけながら坂道を下ります。

注)効果的に介助ブレーキを使うようにしましょう。

エレベーターの出入り方法

エレベーターを使用する際は後ろ向きで入り、前向きで出ることが基本となります。

「エレベーターから下りやすいようにこのまま後ろ向きで入ります」と声をかけながらエレベーターに入りましょう。

前向きでエレベーターに乗ってしまうと下りる際に後ろ向きとなるため、進行方向の状況が確認できず不安を与えます。

また他に乗っている人と自分だけ方向が違うと違和感を感じることや、何階にいるのか分からなくて不安を与えてしまいますので、後ろ向きで入ることを覚えておきましょう。

砂利道での移動方法

砂利道など、でこぼこのある道ではキャスターを上げた状態で進むことが基本となります。「でこぼこした道で前輪が引っかからないようにするため、前輪を上げて前に進んで行きます。揺れますが安心してください。」 と声をかけながら移動しましょう。

キャスターが引っかかると本人の体が前方に押し出され、転落の危険性が高くなります。この移動方法は技術が必要となるため、繰り返し練習を行うようにしましょう。