今回は杖なし歩行の介助方法をご紹介します!
今回の杖なし歩行は
①片マヒはあるが杖なしで歩行できる方の見守り方法
マヒ側に転倒する危険性があるので、マヒ側後方のいつでも支えられる場所で見守ること。
②手つなぎ歩行
介護量が比較的少なく、足の筋力が低下している方に使用します。
立ち上がり時
・本人に腕をつかんでもらう
・ヒジを下から支えながら立ち上がる
歩行時
・立ち上がりが安定してから歩き出す
・マヒ側の足からゆっくりと歩き出す
・介護者は同じ側の足を引く
・グラグラしないように脇を締める
③横についての手つなぎ歩行
前後左右にふらつきの多い方、前傾姿勢になりやすい方に使用します。
※横についての手つなぎ歩行は2パターンご紹介します。
横についての手つなぎ歩行①〜腕にしっかり力が入る方に使用〜
立ち上がり時
・浅めにイスに座り足を引き、前傾姿勢になると立ち上がりやすい
歩行時
・支えている手をブレないように固定する
・重心をやや前に持って行くと足が出しやすい
・右手は腰に手を当てる(歩行をあと押し)
・歩行中は目線と頭が下がり前傾になりやすいので転倒に注意
・姿勢を確認し、声かけを行う
横についての手つなぎ歩行②〜つかむ力が弱い方に使用〜
立ち上がり時
・浅めにイスに座り足を引き、前傾姿勢になると立ち上がりやすい
歩行時
・握った手の逆側の手は脇に入れしっかりと支える
・支えている手をブレないように固定する
・重心をやや前に持って行くと足が出しやすい
・歩行中は目線と頭が下がり前傾になりやすいので転倒に注意
・姿勢を確認し、声かけを行う
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