今回はベッドからの起き上がりと立ち上がりをご紹介します!
自力でのベッドからの起き上がり
〜軽度の片マヒ〜
①寝ている状態から両ひざを立てて、健康な側に倒しながら、頭も健康な側へ回して横向きになる。
②ひざを伸ばし、足をベッドの外に下ろして、ひじをつく
※マヒ側の足が下ろせない場合、健康な側の足でマヒ側の足を下から持ち上げ、ベッドの外に下ろす。
③柵を握り、ひじで体重を支えながら、体を引き上げる。
④足を下ろす反動で、上半身を起こす。
⑤柵を握った手に力を入れ、体のバランスを取りながら安定した体勢でまっすぐ座る。
自力でのベッドからの起き上がり
ギャッジベッドをお持ちの方
①寝ている状態から両ひざを立てて、健康な側に倒しながら、頭も健康な側へ回して横向きになる。
②ひざを伸ばし、足をベッドの外に下ろす。
③リモコンを使いベッドの背を上げる。
④介助バーを握り体を起こす。
⑤柵を握った手に力を入れ、体のバランスを取りながら安定した体勢でまっすぐ座る。
介助ありでのベッドからの起き上がり
〜重度の片マヒ〜
①起こしやすいように本人を手前に移動させる。
②寝返りがしやすくなるようにひざを立てる。
③マヒ側の肩を優しく支え、手前に引いて体を横向きにする。
④ひざのあたりを持ち、両足をベッドの下に下ろす。
⑤ひじに力を入れてもらい、本人を抱きかかえ、手前に体を引くようにして起こす。
⑥転倒の恐れがあるので、安定するまで手を離さないようにする。
介助ありでのベッドからの立ち上がり
〜軽度の片マヒ〜
①足を引き立ち上がりやすくする。
②手を持って支える。
③本人にお辞儀させるように手前に引き、腰を浮かせ、お尻から足へ体重を移動させる。
④腕を固定させて、自分の力で立ち上がらせる。
介助ありでのベッドからの立ち上がり
〜重度の片マヒ〜
①足を引き立ち上がりやすくする。
②脇から手を入れ、肩を支える。
③本人にお辞儀させるように手前に肩を引き、肩を固定するように支え、介護者が立ち上がることで本人を立ち上がらせる。
介助ありでのベッドからの立ち上がり
介護者の力が弱い場合
〜重度の片マヒ〜
①足を引き立ち上がりやすくする。
②ズボンをつかむ。
③本人にお辞儀させるように手前にズボンを引き、介護者が立ち上がることで本人を立ち上がらせる。
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本人の状態により、介護の仕方は様々です。今回の動画を参考に無理のないよう、より良い介護ライフを送ってくださいね。
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