令和4年4月1日(金)に豊和グループの医療法人 豊和会、社会福祉法人 恒心福祉会の合同入社式が執り行われ、今年度は8名の新入職員が入社。
新入職員を対象に、豊和グループで働く職員が講師となって2日間「新入職員研修」が行われました。

新入職員研修では、

1日目
「社会人としての接遇・マナー」
「社会人の言葉遣い」
「プライバシー保護」
「権利擁護（身体的拘束・高齢者虐待）」
「身体の構造と機能」
「看取り期・終末期における身体変化」
「看取りケア」
「高齢者の食事」
「高齢者の身体活動と運動」

2日目
「OCSA*基礎編」
「コロナ禍でもできるレクリエーション」
「認知症ケア実践」
「ロジカルシンキング」

を実施。
講師の熱の入った指導に、新入職員も真剣に聞き入っていました。

*OCSAは“当たり前の介護を当たり前に行えること”をコンセプトとし、倫理的配慮、接遇、知識・技術の向上により“介護の標準化”を図ることを主な目的とした客観的な介護技術評価ツール

2日目のOCSA基礎編では、介護をするにあたり介護する側・される側の両者にとって安心で安全な介護を行えるように、基礎から介護技術を学びました。

＜講義の一部をご紹介＞
イスから立ち上がる時、指で額を抑えられると体の重心を前にずらせず、立ち上がることができません。

このことを新入職員に理解してもらい、介助する時はイスに浅く座ってもらって体を前に倒すと、楽に立ち上がりの動作ができるということを一つひとつの動作の根拠も含めて、学んでもらいました。

緊張もあったかと思いますが、積極的に自分の考えを発表する姿も見られ、活気あふれる雰囲気で取り組む姿が印象的でした！

入社式からはや半月。
焦らずひとつひとつ丁寧に覚えて成長し、ご利用者さんに安心かつ信頼してもらえる仕事ができるようになってもらいたいですね。
現場での活躍を期待しています！