今回は食事介助をご紹介します。
食事は生活の中の楽しみの1つです。
いつまでも楽しい食事をしていただけるよう、今回は食事介助のポイントをご紹介します。
誤った介助を行うと、食事が苦痛になってしまったり、誤嚥を起こしてしまいます。
「おいしい」「食事が楽しい」と感じて、自発的に食べてもらえるように工夫することが大切です。
姿勢を整える:
足(かかと)をしっかり床につけ、深く椅子に座り、
体勢が崩れないよう姿勢を整えてから、テーブルとの距離を調整。
(最初に姿勢を整えることで、安全にテーブルとの距離を調整できます。)
マヒ側の足を巻き込まないよう足を整え、体が傾く場合はクッションやタオルで補正する。
正しい姿勢で食事をすることで誤嚥を防ぐ。
水分補給:
食事前・食事中・食事後と、適宜水分をとることで飲み込みをスムーズにする。
声かけ:
本人の意見を尊重し、食べる楽しさを促す。
【美味しく食べられる環境作り】を行う。
食事前にお手洗いを済ませ体調の確認を把握した上で、
テーブルや周りを清潔・安全にし、本人が心地いい空間で食事ができることを大切にする。
その人にあった食事形態(一口食・きざみ食・ムース食・ミキサー食など)を用意し、
美味しく食べられるようにします。
基本的には自分でできることをしてもらい、できなかったことを介助します。
楽しく、美味しく食べられるよう支援しましょう。
今回の動画を参考に無理のないよう、より良い介護ライフを送ってくださいね!
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