これは10年前の私の体験談です。
つらい事が続いた日でした。
介護職をしている私はお昼の休憩中。
つらい気分を紛らわそうと
デイサービスの利用者さんとお話をしに行きました。
その方は80代の女性で認知症のある方でした。
普段通り何気ない会話をしていると、
私の悲しい気持ちを察したのか
表情で「なとしたんや、なんかあったんか?」と
心配そうに言ってくれてるように感じました。
すると私は
我慢していた感情が溢れ出し、
思わず涙ぐんでしまったのです。
そんな私の姿を見て、利用者さんは私の頭や肩などに手をかけてくれ、
表情で「心配すんな、大丈夫や!」と言ってくれているようでした。
つらい気分を紛らわすつもりの何気ない会話の中で
人の優しさに触れ、心が救われた瞬間でした。
この出来事の後、高齢者の計り知れない優しさや思いやり、
これまで過ごされてきた人生の重さをものすごく感じさせられ
私も「真からのいい人」になりたいと思いました。
今でも時々、その利用者さんの表情を思い出し、涙することがあります。
決して忘れることのできないほどのうれしかった話です。
これは10年前の私の体験談です。
つらい事が続いた日でした。
介護職をしている私はお昼の休憩中。
つらい気分を紛らわそうとデイサービスの利用者さんとお話をしに行きました。
その方は80代の女性で認知症のある方でした。
普段通り何気ない会話をしていると、
私の悲しい気持ちを察したのか
表情で「なとしたんや、なんかあったんか?」と
心配そうに言ってくれてるように感じました。
すると私は
我慢していた感情が溢れ出し、
思わず涙ぐんでしまったのです。
そんな私の姿を見て、利用者さんは私の頭や肩などに手をかけてくれ、表情で「心配すんな、大丈夫や!」と言ってくれているようでした。
つらい気分を紛らわすつもりの何気ない会話の中で人の優しさに触れ、心が救われた瞬間でした。
この出来事の後、高齢者の計り知れない優しさや思いやり、これまで過ごされてきた人生の重さをものすごく感じさせられ
私も「真からのいい人」になりたいと思いました。
今でも時々、その利用者さんの表情を思い出し、涙することがあります。
決して忘れることのできないほどのうれしかった話です。